ニキビを出なくするスキンケアの方法とは

ニキビには、食事や睡眠なども大きく影響していますが、なんといっても、スキンケアの方法を正しく行なえているか否かが最大のポイントです。

そのため、今回のコラムでは、ニキビ対策となる「スキンケアの方法」について詳しく考えてみましょう。

ニキビ対策のための正しい洗顔法とは

ニキビ対策のための正しい洗顔法では、「洗顔料を使う前準備」「洗顔料の選び方」「洗顔の仕方」がポイントです。

・洗顔料を使う前準備

化粧をしている場合には、洗顔前に丁寧に化粧を落とす必要があります。洗顔の準備段階として、クレンジングでしっかり化粧を落としてから、洗顔料で洗顔をするというダブル洗顔を行なうことを心がけましょう。

・洗顔料の選び方

洗顔料の選び方は、あなたの肌質に影響されます。乾燥肌なのか、脂性なのかによって洗顔料の選び方が違ってきます。また、敏感肌であるか否かによっても違ってくるのです。

もし、洗顔をした時に、肌が突っ張った感じがしたり、ピリピリするように感じたりする時には、今使っている洗顔料が、あなたの肌にあっていない可能性があります。弱酸性の洗顔料にこだわる人もいますが、これも肌質しだいです。弱酸性の洗顔料は、洗顔効果が高くないため、十分に皮脂を洗い流すことができない場合がありますので、自分に適した洗顔料を探すことが大切です。

・洗顔の仕方

ニキビが出る人の中には、正しく洗顔出来ていない人が結構いるそうです。

そのため、この項では、ニキビ対策になる洗顔の仕方についてご紹介しましょう。

まずは、ぬるま湯で顔の全体を十分に濡らします。

次に、小さじ半分程度の洗顔料を手のひらに取ります。

そして、その手のひらの洗顔料を、少量のぬるま湯でよく泡立てながら混ぜます。

きちんと泡だったら、顔に付け、ゴシゴシとこすらないように注意しながら20秒くらい優しくマッサージをするように顔を洗います。

その後、洗顔料の洗い残しがないように、ぬるま湯で完全に洗顔料を洗い流します。

最後は、柔らかい清潔なタオルで、優しく顔を押さえます。ここでは、タオルで顔をこすらないのがポイントです。

顔をいたわりながら、ニキビが出ないようにやさしく皮脂や汚れを洗い流す洗顔。

今まで、このような洗顔方法が出来ていたでしょうか?

洗顔後のスキンケア方法

洗顔後には、肌に水分補給をし、その水分がすぐに蒸発しないように、保湿を高めることを心がけなくてはなりません。

ますは、肌に水分補給を行なう「化粧水の使い方」ですが、洗顔後すぐに化粧水を使うことが、一つの重要なポイントです。時間を空けることなく、洗顔後3分以内に化粧水を、コットンに含ませて、軽く拭くように丁寧になじませてください。

次は、「美容液による保湿」です。

肌に化粧水で水分補給をしますが、美容液を使わなければ、保湿効果を高めることができません。この美容液による保湿効果によって、角質を柔らかくし、皮脂が出やすい状態を作り上げるのです。

美容液の選び方は、ノンオイルタイプの美容液を選ぶのが基本です。

もし美容液を使っても肌が乾燥するという人は、オイル成分を含んだクリームや乳液が必要になるでしょう。

ただし、ニキビ予防という観点からは、最初から乳液等を使うことに反論を唱える専門家もいますので、乾燥肌でない人は、オイルが含まれたクリームや乳液の使用には十分に注意が必要です。

ここまで説明してきたように、ニキビ対策という視点からスキンケアの方法を考えると、多くのポイントがあります。

前述のような、洗顔料やスキンケア用品の選択法などを踏まえて、自分にあったスキンケア用品を選ぶ。

このことが適切に出来ていないと、いつまでもニキビに悩むことになるかもしれません。

ニキビのない、スベスベな肌を目指して、しっかりとにきび対策を考慮したスキンケアを行ないたいものです。